1.チャコリ・レサバル アリ2024
ボデガ・チャコリ・レサバル
フランス シャンパーニュ
オンダラビ・スリ 80%/オンダラビ・ベルツァ 20%
美食で知られるバスク地方の海に面した畑で育つブドウを使ったフレッシュさ、果実味、繊細な泡を備えたチャコリ。石が多いアリという区画に由来するミネラル感も印象的です。9月に訪問した時にネタ話もあります。スペインバスクのチーズ・イディアサバルとバスクチーズケーキとエスカンシアで注がれたチャコリを一緒にお楽しみください。
2.甲州テロワール・セレクション 祝2023
勝沼醸造株式会社
日本 山梨県 勝沼 祝地区
甲州100%
ワイン研究会の甲州第4弾は勝沼醸造。勝沼の中心地、祝地区から収穫されたブドウのみで丁寧に仕込まれた白ワインです。シュール・リー製法でじっくりと熟成され、口に含むと白桃のような芳醇で華やかなアロマが広がります。同社が経営するレストラン「レストランテ風」とワイナリーも訪問し、醸造のこだわりや雰囲気を実際に体感してきました。
3.ランゲ リースリング2023
カ・デル・バイオ
イタリア ピエモンテ
リースリング100%
ピエモンテ州の銘醸が造る辛口リースリング。強烈は個性を持つ、エレガントな白ワインを生産したいという思いから2008年から畑にライン・リースリングを植えています。麦わら色に淡い緑色のハイライト。パイナップルやマンゴーなどのトロピカルなフルーツの香りが印象的で、縦に伸びる酸が心地よい1本。
4.ミラディー クレマン・ド・ボルドー ロゼ セック
ジャン・ルイ・バララン
フランス ボルドー
メルロー 70%/カベルネ・フラン 30%
赤ワインの銘醸地、ボルドーの主要品種で造られるクレマン(発泡性ワイン)。イチゴ等を感じさせる愛らしい香りに果実感タップリの味わいが楽しめます。造り手は権威あるコンクールで金賞を何度も獲得するクレマン・ド・ボルドーの第一人者です。
(NV)サクラ・アワード 2020 金賞/(NV)コンクール・ナシオナル・デ・クレマン 2018 金賞
5.グラン・ヴァン・ブラン・セック・ド・シャトー・ギロー2020
シャトー・ギロー
フランス ソーテルヌ 
セミヨン 70%/ソーヴィニヨン・ブラン 30%
ソーテルヌの1級シャトー、ギローが造る上級辛口ワイン。前回のワイン会ではシャトー・ギローの貴腐ワインをブルーチーズと一緒に楽しみましたが、今回は辛口白ワイン。洗練された果実味と綺麗なバランスの酸が美しい。最上級の辛口の区画から選ばれたキュヴェです。
6.シャトー・グリヴィエール2016
レ・ドメーヌ・セー・ジェー・エール
フランス ボルドー メドック
メルロー 60%/カベルネ・ソーヴィニヨン 40%
17世紀にはすでにワイン造りが行われていた歴史の古いシャトーです。以前ラフィットが所有していて、現在はランシュ・バージュでの経験を持つ女性醸造家が腕を揮っています。豊かなタンニンとオーク樽での熟成による落ち着いた芳香が素晴らしいメドック・ワイン。
7.ラクリマ クリスティ ロッソ 2022
フェウディ ディ サングレゴリオ
イタリア カンパーニャ州
アリアニコ 80%、ピエディロッソ 20%
伝説で有名なカンパーニャワイン「ラクリマクリスティ」は別名「キリストの涙」。KG同窓生には是非味わってほしいワインです。カンパーニャを代表する実力派フェウディ ディ サン グレゴリオが造るラクリマ クリスティ ロッソは、イキイキとした果実味とやわらかな味わいのワインで高い人気を誇ります。
8.紫鈴(RINDO)2021
ケンゾーエステート
アメリカ ナパ
カベルネ・ソーヴィニヨン49%、メルロー31%、プティ・ヴェルド11%、カベルネ・フラン5%、マルベック4%
ケンゾーエステイトのフラッグシップに位置づけされる、ボルドースタイルのブレンドワイン。紫は高貴なものを示す色。ここでは上質な葡萄を象徴する。鈴は鈴なりの略。つまり、「紫鈴」とは、葡萄が鈴なりに実るワイナリーの畑そのものの姿を表す。現行ヴィンテージである2021年においては、グレート・ヴィンテージにおけるポテンシャルの高さも相まって、「紫鈴」の各ヴィンテージ史上、最高の販売数となる15万本を超える勢いです。